それでも、やはり、星野さんの言葉で、心に響いた言葉は結構多い。その一つを紹介すると、『心、技、体ではなく、体、技、心の順番で鍛えていきたい』というもの。つまり、『技を磨くためにはまず体力を付けないといけない。体ができた上で、技を磨くためにとことん鍛錬を重ねれば心は自然にできてくる。』。
凄く納得できる言葉だ。確かに何もない中で、お題目のような言葉を並べられても心なんて育ちやしない。何かに夢中になって続ける中で、あきらめない心や、仲間をいたわる心が育つものだ。空手、サッカー、ピアノ、陶芸、何でもいいから技術を得るために修練し続けることはやはり大切だと思う。現に、どんな道であれ、その道で一流になっている人は一流の考え方、一流の心を持っている。
また、基本になる体力が無ければ、技術の習得はおろか、何も始まらない。
この考え方を子育てに応用して、小さい頃はまずは体力がそなわるような遊びや習い事を中心にしてみようかと思っています。